
「教育とは何か?」という命題から始まるAI時代の学び方
2025/11/12
こんにちは、おぐりんです。
私自身、AIの仕事に携わる一方で、今年度から学校法人の顧問も務めさせていただいています。AIと教育。この2つのテーマを深く考える日々の中で、改めて強く感じているのは、「教育とは何か?」という命題の重要性です。
AIという強力なツールが日常に組み込まれつつある今だからこそ、人が育つとはどういうことか、学校は何のために存在するのか、といった根源的な問いが教育現場で問われるべきだと思っています。
「教育とは何か?」という問いの多様性
これは、どんな人でも自分なりの答えを持ちうる問いです。
育ってきた背景、信じている価値観、現在置かれている環境によって、「教育」の定義は変わります。これこそがまさに「命題」としての教育の難しさであり、同時に美しさでもあります。
現在、私が関わっているシンギュラリティ高等学校では、「フロー体験(=没頭)」を大切にしています。この学校の名誉学園長は哲学者・柄谷行人氏であり、詳細はここでは避けますが、教育のあり方そのものに哲学が貫かれているのです。
命題があるからこそ、AIの使い方が定まる
この「教育とは没頭体験である」という命題があるからこそ、AIの活用の方向性が見えてきます。例えば、授業設計においても、生徒がどのように没頭する時間を作れるか?を起点に、AIが何を支援すべきかを逆算して考えられるのです。
つまり、命題があることで、AIに対する問いや使い方にユニークさが生まれる。
そしてこのユニークさこそが、学校や組織の個性=思想になっていくのだと、私は思います。
「問いがある」組織は強い
これは何も教育に限った話ではありません。ビジネスの現場においても同じです。
多くの企業が、AIを使って何をするか?というツール視点から議論を始めがちです。しかし、「私たちは何のためにこの事業をしているのか?」という命題が明確であればあるほど、AIの導入・活用は本質的かつ力強いものになります。
問いのある企業は、出力にも思想が乗る。問いのない企業は、AIの出力に依存する。
そんな時代が、確実にやってきていると思います。
まとめ:AI時代こそ命題から始めよう
AIはとても便利ですし、圧倒的に効率的です。でも、そのAIに何をさせるかは、私たちが何を大切にしているか次第です。
どんなに便利なツールでも、「何のために?」がなければ、出てくるものも平坦で無個性になります。だからこそ、今一度自分たちの命題を問い直してみてください。
「教育とは何か?」
「ビジネスとは何か?」
「このチームは、なぜ存在するのか?」
その問いがあるところにこそ、AIが本当に力を発揮する場所があると思います。












































