ネット時代も嘘だらけだった。それでも僕たちは使ってきた。ハルシネーションについて考える。

2025/10/15

こんにちは

AI時代のリスクとしてよく語られるものの一つに「ハルシネーション」があります。
つまり、AIが間違った情報をもっともらしく提示することです。

これに対して、「だからAIは信用できない」と結論づける声も少なくありません。

しかし、本当にそうでしょうか?


📚 インターネット時代だって「嘘の情報」はあふれていた

そもそも、「間違った情報」「陰謀論」「個人的バイアスに基づく誤解」──こうしたものはインターネット以前からずっと存在していました

  • 地域のうわさ話

  • テレビの誇張報道

  • 身近な人の思い込み

  • ネット上の匿名掲示板

我々は常に情報の取捨選択を強いられて生きてきたのです。
要は「情報ソースの正誤を見極める力」は、AI以前から常に求められていたリテラシーであって、AIが登場したから新しく生まれた課題ではないはずです。


🧠 「ハルシネーション=使えない」は、もったいない思考停止

AIが出力する情報に誤りが含まれる可能性がある。
──それは事実です。

でも、そのせいでAIを使わないというのは、あまりにももったいない。

なぜなら、AIには「整合性を自分で取りに行かせること」ができるからです。

たとえば、

  • 出典を複数提示させる

  • 矛盾点がないか検証させる

  • 他の情報とクロスチェックさせる

などのプロンプト設計やリクエスト次第で精度を高められるし、
そもそも人間が「それっぽく見える間違い」をすぐに信じてしまうなら、それはリテラシーの問題です。


🔍 ハルシネーションが可視化されたことで、学べるチャンスにもなる

むしろ、AIはハルシネーションを含むからこそ:

  • 批判的思考力を養う教材になる

  • 情報の裏を取る習慣が身につく

  • 疑う力と信じる力のバランスを体験できる

といった側面もあります。

ネットが登場したときにも「デマが増える」と批判されたように、
新しいテクノロジーは必ず“不安”とセットで語られるものです。

でも、実際には使う側がどうリテラシーを持ち、どう仕組み化するかの方が圧倒的に重要です。


📝 まとめ

  • ハルシネーションは新しい話ではない。昔から情報は「玉石混交」だった。

  • AIのハルシネーションを恐れるのではなく、検証・訂正する力をつけるべき

  • ハルシネーションを避けるプロンプト技術も進化している。

  • 「ハルシネーションがあるからAIは使えない」は思考停止であり、損失

  • 情報の本質を見極める目を育てることが、AI時代に生きる力になる。

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おぐりん(尾倉侑也)

「好きなことをやる。全部やる。」をモットーに、好奇心のまま生きる。"教育"をテーマに事業を展開。2022年11月のChatGPT登場以降は、複数のAI事業の立ち上げを行う。企業様へのAI定着支援も実施。

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